droid.dialogTimerPicker(hour,minute)の説明と例

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jsWaffleには通常のJavaScriptの

alert(),confirm(),prompt()のようなダイアログの他に、アンドロイド用に拡張したダイアログを使用することができます。

droid.dialogYesNo(title,message)	Yes,Noの二択で答えさせるダイアログ
droid.dialogList(title,array)	第２引数で指定した配列を選択リストにしてダイアログを表示
droid.dialogCheckboxList(title,array)	第２引数で指定した配列をチェックボックスのリストにしてダイアログを表示
droid.dialogDatePicker()	日付ダイアログ
droid.dialogTimePicker(hour,minute)	時間ダイアログ
droid.dialogSeekbar(title,min,max,defaultValue)	シークバーダイアログ

以下それぞれの説明です。

一記事１メソッドで書きますので下のメソッド以外は他の記事を参照してください。

droid.dialogTimerPicker(hour,minute)は時間を選択するダイアログを出現させるメソッドです。

選択できるのは何時何分の部分で秒は選択できません。

出現させるダイアログで初めに表示される初期値を設定しておきたい場合は、

droid.dialogTimePicker(hour,minute)の第一引数で「時」を第二引数で「分を」予め設定しておきます。

var time_data = droid.dialogTimePicker(12,10);

などとして取得した変数time_dataの中身は「12:10」のような文字列です。

これを「12時10分」のように整形したい場合は、

var time_data = droid.dialogTimePicker(12,10);
var array = time_data.split(":");

などとして「：」で区切った配列として取得すれば、

array[0]が「時」、array[1]が「分」として利用できます。

また、もう一つの方法としてダミーの年月日文字列と合わせることでDateクラスのインスタンスを生成してしまう方法があります。

var time_data = droid.dialogTimePicker(6,12);
var time = "2013/01/01 " + time_data + ":00";//ダミーを加えた
var t = new Date(time);
var h = t.getHours();
var m = t.getMinutes();
var str = "選択した時刻は：" + h + "時" + m + "分";

Dateクラスのインスタンスを生成してしまえば、getHours()などのメソッドが使えるので通常通り取得します。

以下ソースの例です。よろしければ試してみてください。

※以下のソースの実行にはjsWaffleのインストールとAndroidアプリとして実行することが必要です。

window.onload = function(){
    var time_data = droid.dialogTimePicker(6,12);
	/*コメントアウト
	var array = time_data.split(":");
	var h = Number(array[0]);
	var m = Number(array[1]);
	*/
	var time = "2013/01/01 " + time_data + ":00";
	var t = new Date(time);
	var h = t.getHours();
	var m = t.getMinutes();
	var str = "選択した時刻は：" + h + "時" + m + "分";
	alert(str);
};